ひと昔前までは、経営の資源は、
「ヒト」「モノ」「カネ」
と言われてきましたが、今では当たり前のように
「情報」も貴重な資源になっています。
ヒト・モノ・カネは有形なので、価値が分かりやすいですが、
情報は無形なので、人によって価値観が様々。
私は仕事柄、情報が一番大切だと考えているので、
セミナー、外部ブレーン、書籍等、必要だと思えば、
対価を支払って手に入れるのは当たり前だと思っています。
当然、自分にとって必要だと思えば、高額になったとしても
将来それ以上の回収が見込めると判断すれば、
気持ちよくお支払いするようにしています。
(ビビりなんで、多少躊躇することもありますが 笑)
この「情報」に対する価値観って、
人(地域性もあるかな)によって全然違うなと。
常に最新の動向をキャッチされている方は
情報の大切さが分かっているので、
対価を支払うことについても、あまり抵抗がないようです。
しかし、
旧態依然とした環境の中だけに身を置いてこられた、
自分のやり方は間違っていないと思っている
情報を得た後の、対価を回収するシミュレーションが出来ない
といった方たちの中には、
安易に(安価で)情報を得ようとされる方が、一定数存在している気がします。
情報の価値が低いと思っている?
無形物なので、タダだと思っている?
心の内はよく分かりませんが、「もったいないなぁ」と思ってしまいます。
安易に聞けた情報など、
たとえどんなに価値のあるものだったとしても
自分のものとして定着させるのは無理です。
それは、安易に入手しているので
情報そのものをぞんざいに扱ってしまい
しっかり検証しないまま結論を出してしまうからです。
それなりの労力と対価を支払った物なら
どうにかそれを活かそうと試行錯誤するはずです。
誰でも損するのは嫌ですからね。(もちろん私もです 笑)
結局、情報の質がどうとかではなく、
入手した情報をいかに自分のものとして活かす工夫をするか?
こっちの方が大事だと思います。
情報過多の中、
価値ある情報を見つけ出すのは、大変ですが
どんな情報であったとしても、
活かすも殺すも自分次第。
といったところでしょうか^^