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事業承継は「可視化」と「ブレーン」


最近、事業承継のお話をよく聞くようになりました。

傾向として、現社長は創業者として0から会社を作り上げ、 カリスマ性を持って従業員を引っ張て来た いわゆる親分肌の方が多いですね。

一方、後継者の方は、近年の厳しい状況を肌で感じながら 常に危機感を持っており、現体制からの脱却を強く意識している改革型の方が多い傾向があります。

これだけ見ても、事業承継がうまくいくとは思えませんよね 笑

もはや対局の思考ですから。

今まで現場にもガンガン入って、「仕事=生きがい」だった社長が ハイどうぞと素直に、事業承継するわけがありません。
仕事を取り上げてしまったら、何していいか分からないでしょうから

後継者も、いつもでも社長が会長として居座られたら、 経営者としての成長を妨げられてしまいます。
やることなす事、いちいち口を出されるのもストレスでしょう。

ですので、なかなか事業承継は進まないケースが多いです。


ではどうすればいいのか?


まず、内輪だとどうしても関係が近いこともあり、 感情が邪魔することも多々。
事業承継を円滑に進めるためにも、ブレーンとして第三者を介入させるのが まず優先すべきことです。
第三者は、会社の内情を把握している、会計事務所やコンサルタントがおすすめです。
金融機関でもいいですが、長期戦になる可能性が高い事業承継だと 異動や時間的余裕が無い、金融機関はあまりおすすめ出来ません。


次に、現社長の業務をとにかく「可視化」してください。

要は、社長業務を全て書き出す作業です。

例えば、業界団体のどこと付き合いがあるとか、
ベアや賞与の決定をしている
見積の最終チェックをしている
銀行との折衝をしているなど

専門家立ち合いのもと、日時、月次、年次単位で、 全ての業務を洗い出し、どのタイミングで引き継ぐかをスケジューリングしていきます。
そして、決めたことは必ず期限内に実行して、 確実に引き継ぐようにしてください。
専門家の監視のもとで、先代は口を出さないように、 後継者は責任を持って業務を行えるように サポートしてもらえるようにしてください。

親子の場合、親心で失敗回避の先回りをしたくなりがちですが、 実際失敗しないと、自分で乗り切る力が身に付かないのも事実ですので、 経営状態が安定しているうちに、失敗経験もたくさん積むことも大事だと思います。



今日は、事業承継の最初のステップについてちょっと触れさせてもらいました。

まだまだ、ほんの入口。先は長いですよ。

それだけ、創業者が積み上げてきたものが大きいという事でもあるんですけどね。



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