昨日、偶然
鹿児島中央駅で
クルーズトレイン「ななつ星」
目撃しました。


JR九州が誇る
極上の列車旅が味わえる
クルーズトレインです。

 

全7両編成で
スイートとDXスイート合わせて
10部屋とラウンジカー、サロンカーで構成される
贅沢極まりない列車です。


詳しくはこちら
https://www.cruisetrain-sevenstars.jp/?id=header

 

車両デザインは
先日私が乗車した「或る列車」と
共通する部分もありますが

 

価格設定は全く違います。

 

ちなみに
1泊2日でおひとり様65万円(2名1室利用)から
3泊4日コースなら100万オーバーという


かなり贅沢な設定になっています。

 


それでも
参加募集が始まれば
あっという間に満室になるほどの人気ぶりです

 

 

 

 

商品やサービスの価格設定を行う場合

多くの方が
より良いものをより安く」という
悪しき風潮に流されて


せっかくの良質な商品を
わざわざ低価格で販売しているのを
よくみかけます。

 

 

これって
非常にもったいない

 

先ほど

ななつ星の料金をご紹介しましたが
どう思いましたか?


高いと思うと同時に
そんな金額の旅ってどんなものなんだろう?


と興味を惹かれたのでは?

 


人は
事前情報が少ないものに対しては
価格でその価値を判断しようとします

 

私が別会社で取り扱っている
ジュエリーなどはその最たるもので

値段=価値

 

です(笑)

 


専門家でなければ
宝石のクオリティなんて
分からないですから


高い=良いもの


と判断するしかありません。

 


仕入れが安かったからといって
極端に価格下げると
かえって売れなくなってしまいます。

 


これは極端な例ですが
飲食業や物販などでも
高価格戦略を取ることは可能です。

 


単に価格を上げるだけだと
ぼったくりとか言われてしまうので(笑)
価格を上げた分の付加価値が必要になります。

 

付加価値を設定する際に
気をつけていただきたいのは


「特別感」と「未知の領域」

 

他とは違う特別感

例えば〇〇産と産地を限定したり
○時間熟成と製法を特殊化したりと
特別感を出しつつ

 

少しだけ未知の領域を残して
想像力を掻き立て
好奇心をくすぐる


そんな演出が必要かと。

 

 


前述のななつ星でも
車両のデザインや旅程など
公開している情報で特別感は十分です

 

それでも価格とのバランスの中に
未知の領域があるため
どんなおもてなしがあるんだろう?
といった好奇心が掻き立てられます

 

いつかは
ちょっと贅沢をして乗ってみたいと
思っている方も多いのではないでしょうか?

 


こんな感じで
ちょっとした工夫をする事で
今ある自社の商品やサービスを


高単価商品へ
生まれ変わらせる事も可能です

 


薄利多売で利益をガリガリ削るより
少ない客数で高利益を実現する方が

長期的に考えても
健全な経営ができると思いますよ。

 

 


【或る列車】豪華!金色の車両で贅沢な列車旅。
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