たまにあるんですが
名刺交換の際に

1時間ほどお時間いただいて
これまでの経験談や経営に対する考え方
などを聞かせてもらえませんか?

というアプローチをされる方が居ます。

 


私、小心者なので(笑)
面と向かってお願いされると
断れない性格(無理なら断りますw)ゆえ
ちょっと困ってしまうんですが、、、

 

これ
ビジネスとして考えた時
微妙なんですよね。

 


有名な話で
近江商人の三方良しの商売って
あるじゃないですか

「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」

というお話。

 

3つ目の社会性まであれば
文句なしですが

せめて
売り手と買い手ぐらいは満たさないと
そもそも商売として成立しません。

 

そう考えた時に
今回のケースの場合。

「売り手良し」しか
満たしてないんですよね(笑)

 

売り手にとっては
見込み客の獲得と
経営者の体験談という情報収集
が満たされる訳ですが


買い手にとっては
時間を取られただけで
なんのメリットも無い(笑)

一応取って付けたように
ご希望の業種の方とお繋ぎしますよ
的な事を言われることもありますが、、、

 


百歩譲って
例えば経営者仲間や取引先といった
売り手との関係性が強い相手なら

いつもお世話になっているから
そのぐらいは協力しますよ

となるかもしれません。

 


しかし今回の場合
素性も人間性も知らない
ほぼ初対面の相手。

 

もし売り手が
メディア関係の方で
インタビューを記事にします
という事なら

買い手にとっても
知名度を上げられるという
メリットが発生しますし

 

売り手がコンサル系なら
買い手の業績改善に
貢献できる可能性があります。

 

こんな感じで
双方にメリットがあれば
ビジネスパートナーとしての
道が開けると思いますが

自分本位のアプローチは
ちょっと微妙ですね。

 

こうやって書くと
そんな事ある?と思う方も
いらっしゃるかもしれませんが

 


飛び込み営業で
こちらのニーズを確認もせず
いきなり商談を始める方


1回あっただけで
誰か紹介してくださいという方


何も言ってないのに
これおすすめだから買ってみない?と
自分の価値観を押し付けてくる方

 

周りに結構居ません?

 

自分が買い手の場合は
相手をしなければいいのですが

 

もし自分が売り手の場合

買い手のメリット
しっかり明示したうえで
アプローチしているか?


という所を
今一度確認してみてくださいね。

 

うっかり
「一方良し」になってたら
見込み客がこぼれ落ちてしまいますよ。

 


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