昨日は終日休みだったので
娘と二人で
映画を見に行っていたんですが
ふと隣に座っている
カップルを見ると
思いっきり
持ち込みの食べ物をモグモグ、、、
基本、映画館は
飲食物の持ち込み禁止なんで
ルール違反ですね。
確かに
映画館で売っている
ポップコーンやドリンクは
少々お高い気もするんで
持ち込みでリーズナブルに
済ませたいという気持ちは
分からんこともありません。
だからといって
やって良いわけではないですよね。
よく映画館は
売店での売上が生命線なんて事を
聞きます
チケット代は
まるっと利益になるのでは?
という方のために
ちょっと調べてみたんですが
チケット代のだいたい半分は
配給会社へ支払われるそうです
なので
チケット代が1,800円だとすると
900円が配給会社へ
残り900円が映画館の儲けになります。
昨日見た映画は
人気のある映画だったのですが
夜の時間だったこともあり
お客さんは20名程度でした。
なので映画館の儲けは
粗利900円×20名=18,000円
1日4回上映したとしても
なかなか厳しい金額ですね
ここから
スタッフさんの人件費や
施設の管理維持費等を賄うわけですから
他にも収入の軸が必要になります。
単価が大きそうなのは
上映前に流れる広告とかでしょうね
あとはやはり
売店での売上が貴重な収入源になると思います。
原価率も飲食店並でしょうから
売れればそれなりの利益が見込めるはずです。
ただ悲しいかな
上映前のピーク時でも
ワンオペで回していたりするのを見ると
売りたいけど人が足りない
もしくはコスト的にワンオペにせざるを得ない
そんな映画館のジレンマを感じてしまいました。
スタッフさんも忙しくて
接客が雑になるという悪循環、、、
お客さんからすれば
そう安くはないチケット代と飲食代
サービスデーやこっそり持ち込みなどで
なるべく出費を抑えたいのでしょうが
こんなことが続けば
映画館も存続不能となり
結局大好きな映画を
映画館で見られなくなってしまいます。
目先の出費を抑えることも大事ですが
支払う先の収益構造なんかにも
思いを馳せていただくと
ちょっと応援してあげようかな
なんて気持ちになりませんか?
【或る列車】豪華!金色の車両で贅沢な列車旅。
製造費6億円の車両で「博多→由布院」を最高のおもてなしと料理で満喫する旅