ども、日報コンサルタントの浜崎です。
昨年末、法人を1社立ち上げて
その移行処理の絡みもあって
経理業務が滞っていたんですが(笑)
ついに重い腰を上げ
とっかかりました。
もともと好きな仕事なんで
やりだせば、ハマってやります。
いい加減、最近の実績を
しっかり数字で抑えておきたい
という不安もあったのも
後押ししてくれました。
去年1年かけて
事業の無駄なぜい肉を全て削ぎ落し
細マッチョな形態にシフトしました。
コロナを予測していたかのように(笑)
結果、締めてみると
なんと売上は3割ほどダウンしていたのですが
固定費も圧縮しまくったので
結果、増益という状態でした。
売上って上がると誰しも嬉しいと思います。
が、
売上の上昇に従い、原価や固定費も増加する
お仕事をされている方は、要注意です!
粗利益率が悪く、
入金にタイムラグのある業種の方は
特にご用心です。
売上が上がるだけ、資金繰りが悪化しますよ!
何言ってんの?とお思いの方も
居るかもしれませんので
一つ事例を。
月商1,000万 原価800万 粗利率20%で
売上の入金サイトが30日後、仕入れは当月末払いとします。
月末で1,000万の売上が計上されますが、
入金は30日後なので、先に仕入800万円を支払うことになります。
なので、30日後の売上入金までに
800万円の運転資金が必要になります。
この会社の売上が2倍にアップしたとすると
社長的にはヒャッハーかもしれませんが(笑)
売上2,000万→原価1,600万となるので
運転資金が1,600万必要になります。
分かりやすく、設定を簡単にしましたが
売上の増加に従って
仕入が増える業種は
運転資金も増えるというイメージが
掴めたのではないでしょうか?
しかも売上を上げるために
広告費や交際費をつぎ込んでいたなら
さらに資金繰りを圧迫する事になります。
これが、粗利率が100%に近い業種で
限りなく固定費を圧縮されたスタイルなら
売上が上がれば上がる程、万々歳です♪
支払がないですからね。
今回は簡易的な説明でしたが
在庫を持つような業種なら
売上が現金入金でも、仕入れて売るまでの
期間で運転資金が発生します。
このように、
単純に売上が上がると言って
喜んでいると、
痛い目に遭ってしまいます。
・しっかりつなぎの融資を受ける
・入金サイトを短くする
・在庫の回転期間を短くする
・在庫を減らす
等の対策をして、
しっかり資金確保をしましょう!
今回のコロナでも
政府の支援策がたくさん出ています。
支援の概要説明と実際の申込実務。
そこから、新たに売上の軸を構築する
考え方をお伝えする
セミナーがあります。
<緊急開催>
【資金調達&売上再構築支援セミナー】
日時:2020年4月24日(金)19:00~21:00
ZOOMセミナーなので、あと100人くらい大丈夫です(笑)
お申込みはこちらから
https://peraichi.com/landing_pages/view/coronaseminar