本日より、山口にて3日間の研修に
来ております。
目的は、株式会社日報ステーションが提供する
http://nippo-st.com/index.html
日報コンサルティングの
フランチャイズ契約をするための
研修受講。
同社の日報自体は、私も使用していて
その効果が実感できました。
是非とも鹿児島の経営者の方たちにも
日報コンサルティングを
提供していきたいと思い、
昨年の年末に決心して
FC契約を結ぶことにしました。
来月、セミナー等も行うので
詳細は、また後日。
そこで、同じく
FC契約をされる経営者の方が
2名いらっしゃいました。
そのうちの一人の方。
美容室を経営されている方だったのですが
いろいろとお話を聞くと
カットの単価が1万円です。との事。
おー。カットで1万円取れるんだ。
すごいな。と思いつつ
高単価が可能な理由を探ってみたところ
「それだけの技術があるから」
とキッパリお答えになりました。
これだよ。今の日本に足りないものは。
と、しみじみ思いました。
いつからか、良いものを安くという
流れがはじまり、それが今でも続いている状態。
それって違うんじゃね?と
消費者にとってはそれがありがたいですけど
それが当たり前になっている今の世の中ってどうよ?
と思うわけです。
良いものは、
材料だったり、輸送にコストがかかったり
高水準の技術を取得するために
長い年月を費やしていたり、
ノウハウを獲得するために
多額の自己投資をしたりと
多くの時間、労力、資金が
費やされているはずです。
それを安く提供する。
顧客がその価値を分かったうえで
安いと思い対価を支払うならまだしも、
その商品、サービスが
その金額の価値しかないと思っている
顧客が多くなってきているような
気がします。
値下げするのは簡単ですが、
価値に見合った金額に値上げするのは
大変な時代です。
企業が適正な利益を確保すれば
最終的には、従業員にも
還元できるようになるはずです。
前述の美容室のように
顧客にこのサービスは1万円の価値があると
自信をもってお伝えして
顧客もそれに納得して対価を支払う。
理想の関係だと思います。
そのためにも
そろそろ、「良いものは高い」という
概念を顧客に理解してもらう努力を
企業もするべきではないでしょうか?