新規事業準備のため、ここ数カ月、クライアントの社長さんと、事あるごとに、打合せをさせていただいております。
昨日は対面で行いまして、二人で、「あ~でもない」「こ~でもない」とか 「ここは〇〇じゃない?」「いや△△の方がいいでしょ」とか言いながら、ビジネスモデルを構築していきました。
経営者のみなさんは、常に次の一手を考えていると思います。
そんな時、個人事業主の方や零細企業の社長さんは おひとりで考える事が多いのでは?と
ひとりで考えるとけっこう煮詰まってくるというか、なかなかいいアイデアが、出てこないなんてことがありませんか?
「三人寄れば文殊の知恵」とか言いますが、 やはり、一人で考えるより、二人で考える方が 断然効率が良いわけです。
私がクライアントさんとお話しする際に、 心がけていることは、私が答えを出すのではなく、クライアントさんが、自分で答えを導き出すのをお手伝いするという事。
頭の中にいっぱい詰まっている、アイデアや思いを、いったん紙の上や言葉で洗いざらい出していただき、 それを私が、カテゴライズしながら整理していく。
気になったところがあったら、その考えに至った根拠を 掘り下げて聞いていく。
点だらけのアイデアや思いを線でつないで 矢印にして同じ方向に集めていくイメージ。
ぜんぶまとめたものをワークシートへ落とし込んで それを日々実行していただく。
という感じです。
ひとり社長は、経営、現場、場合によっては経理まで 何役もこなさなければなりません。
「あ!これだ!」と思ったアイデアが湧いても、日常の業務に忙殺されて、埋没してしまった! なんてことありませんか?
脳の可能性は無限大と言われていますが、 同時に処理できる思考は限られています。
いちばん大事な経営にかかる領域、 あなたは、何人相談できる人がいますか?