昨日、
妻の車が車検だったので
いつも頼んでいる
整備工場へ。


受付の際に
何となく事務所の
ホワイトボードを見たら

 

車検の予約がぎっしり
既に9月後半の予定まで
埋まっていました。


ざっと数えても
200件くらい。すご、、、


もともと点検整備料が
結構お安いので
お客さんは多いだろうなとは
思っていましたが

なかなか凄いなと。

 


恐るべし数の暴利(笑)

 


ついつい頭の中で
どれくらい利益でるのかなぁ
なんて計算してしまうのは
職業病ですね

 

チラッと明細に書かれた
整備料の金額を見て(笑)

ホワイトボードの
車検の件数を掛けて
売上を積算。


整備料なので
粗利100%です。

 

そこから
整備士さんの人件費
整備工場の減価償却費やら
もろもろの固定費を差し引くと


ふむふむ、、、

 

そんな感じかと。

 


戦略としては
典型的な薄利多売スタイルですね。


立地などの環境が
薄利多売に適しているので

戦略としては
間違ってないとは思います。

 

安いとは言っても
しっかり点検整備してくれますし
追加の整備等の提案もあるので
客単価を上げる努力もされています。


洗車までしてもらえるので
お値段以上ではないでしょうか。


おそらく
この価格設定で
リピーターさんも多いと思います。

 


それでも
あれだけの数をこなさなければ
採算ラインに乗らないのも事実


整備士さんも大変だろうなぁと。

 


あの場所でやっている以上
基本戦略はこうなってしまうでしょうが

数をこなし続ければ
疲弊する可能性も高いです。

 


やればやるほどしんどくなる仕事

 

事業が規模が小さくなればなるほど
社長への負担が大きくなるので

第二領域に割く時間もとれず
できれば避けたいですよね。

 


理想は
高単価×少ない客数
売上を上げていくビジネスモデル。


高単価を前提にし
その客層との
接触頻度が高い市場を探し
そこに店舗を構える


これが正しい考え方。

 

 

場所とターゲットが
先に決まってしまうと
今回のように
戦略が限定されてしまいます。

 

 


創業でも新規事業でも
単価設定と市場選定はセットで。

 

売れる商品を売りやすい場所で

 

を最優先で検討し


そこからどう売るかを考えた方が


売り方の制限も少なく
戦略の可能性も広がると思いますよ。

 


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